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小説[ひまわりのナツ]2章001話本編

--「ひまわりのナツ」--(二章第1話

これは、小説「ひまわりのナツ」の2章第1話です。
ページをスクロールするなり、
カテゴリー選択をするなりして、
「1章のまとめ」から読んで貰えると幸いです。


投稿日2011/12/27
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翔太、ナツ、スタローンは異世界に飛ばされた。

彼らの転送先は、空中だった。

そして、急降下!

翔太は目を見開き。下を見て体全体で大気を感じた。

「なんだこの高さは!うぎゃぁ~、、しぬ!!」

そのまま気絶した。

彼らは、隕石が落下するように地表に落ち、クレーターを作った。

翔太は目覚めた。
「ここは天国か」薄れた意識で薄っすらと目を開けた。

彼らは光に包まれていたのだ。
かれらの体は数センチばかり浮いている。魔法の様な力で、命拾いをしたのだろう。
そして光は消えて、いきなり地表に落とされた。

「いてっ」
翔太は顔から落とされた。
数センチといっても、いきなり落とされれば、かなりの衝撃だ。

地に着いた頬が、ジュッ となった。

「あッちィー!」
翔太はあまりの熱さに、飛び起きた!

//彼らが降り立った場所は、見渡すかぎりの続く、巨大な砂漠であった。//

そして、翔太は残りの二人を状況を窺った。

そこには、2メートルはあるだろうか巨大な二本足の獣が、ナツを抱えて立っていた。

見上げる翔太
「スタローンなのか」とその獣に声をかけた。

逆三角形の体系で筋肉質の巨体が翔太の方を向き、少し屈め、にやりと笑うと、しゃべり出した。

「そうだ、これが本来の俺の姿だ!」スタローンは、そう答え、
抱えていた。ナツをやさしく足から下ろした。

ナツは自力で起ち、笑顔をうかべた。

翔太は、改めて二人の身なりを確認した。

ナツは、お気に入りなのか、翔太と出会った時と同じような色合いの白と黄色の服装で、
麦わら帽子をかぶり、肩からポーチをさげ、ショートパンツを履いている。
そして背中には、ナップザック背負い、水筒まで装備している。

スタローンは、体は巨大化し二本足になったせいか腰には布が巻きつけられており、足にはゴム草履を履いていた。

翔太は、はッと、気になりナップザックを確認すると、少し開けられていた。

翔太は、スタローンを問い詰めた。
ナップサックを開けたなー!「家を出る前に、何かこれに入れたと思っていたが、そのゴム草履だろ!」

スタローンは「当然だろう、それなりの装備は必要だ」と腕を組み目を閉じて、うなずきながら答えた。

翔太は、更に自分のナップザックの中を見ると、
普段から持ち歩いているムービーカメラと水筒などは、そのまんま入ってはいるが、、それ以外はひまわりの種がギッシリ詰め込まれていた。

スタローンに、怒る翔太。
「なんだよこれは、これが食料か?!、体が大きくなっても、頭の中はハムスターじゃね~か!」

スタローンはその言葉を無視する。

ナツは、両手でパタパタさせながら、
「暑い~!このあつさは何ぁに!!」と、だなをこねる。

それを見たスタローンは、
「そんなに動くな、より辛くなるぞ!」と忠告する。
確かにそれは利にかなっていた、この灼熱地獄では扇風機があっても涼しい風が起こるはずもなく、逆効果だ。

ナツは気が治まらず、スタローンの腰あたりをポカポカと殴った。

それをスタローンは、へっちゃらという感じで、涼しげな顔をして受け止めた。

ナツはそれにカチンときたのか、素早くスタローンの脛につま先を使って蹴りを入れた。

「ぶぎゃっ!」
その声は、スタローンもたまらず声を上げたのだ。

体が大きくなっても泣き声は、かわいらしいハムスターと同じであった。

ナツは、その一撃の後はプイッと、腕を組んでスタローンに背を向けた。

一息ついて、翔太はスタローンに声をかけた
「これからどうなるだよ~?」

スタローンは、まだ痛さを我慢しているのか?難しいそうな表情をした。
「ここへ来る切欠になった、ひまわりが予想以上にダメージを受けていて、狙った異次元に繋げられなかったかもしれないんだ」
「正直、俺にもさっぱりだ」

驚きながら切り返す翔太。
「冗談じゃないぞ!、これからどうするんだ!」

う~ん、考え込むスタローン、
「ここに居たら確実に日干しになるのだから、歩くしかない。」「歩く方向を見失わないように、判りやすい西に、、」
「幸い、ここの太陽は一つだ。太陽が天井にまで行く前は、太陽を背にして、それ以降は太陽に向かって、ひたすら歩こう」

それを聞いて、うなだれる翔太。
「そんなァ~、、」
と、思っても、選択の余地は無いんだ、歩くしかないと決心する翔太。

その状況下で、ナツは反論する。
「わたしは、西はヤダ!。」「東に行くから!」
と、わがままを言って、歩き出してしまう。

スタローンは、ナツを追いかけながら、
「西に向かえば、午後は少し暗くなっても夕日に向かって歩くから手元が明るいし、確実だぞ」
と理屈で説得した。

それでも東に歩き続ける、ナツ。

結局、東を目指す事に決めたのだが、
ここに来てからの彼らの変化が現れ始めた。まずは彼らの歩くスピードだ!翔太についても、体力が驚くほどに増していた。

しかし、その彼らにとっても、ひたすら歩くのは辛い事だった。

その行為をあざけ笑うように、まさに灼熱地獄という照りつける強い日差しが、容赦なく彼らを苦しめた。

歩き始めたころのナツは、ここに来る前の夏の暑さにもめげずに元気いっぱいだった事もあり、
暑さには強い体質なのだろう、暑さにもめげずに先頭を切って、歩いていたのだが、、

水筒の中身が無くなってくるにつれて元気が無くなっていった。

更に日が落ちると、砂漠での夜は驚くほど寒い~!

そんな時は、スタローンのホッカホカの毛皮にしがみ付き、彼らはまるまり眠った。

この暑さと寒さの地獄が何日か続いた。

その間には、砂漠とは言えど少々の植物や生物が生息しており、ある程度の生きる知恵を付けつつも限界を感じていたある日には、

これが本来の姿と豪語していた、スタローンは体力の限界なのか、、可愛らしい小さなハムスターになってしまった。
その姿は、腰に巻いていた布は手放すのがやだなのか、無理やり丸まり、ミーラのようになり、嫌がる翔太をはねのけ、
ナップザックの中に隠れてしまい、出てこなくなってしまった。

見た目には、二人の旅となったある日。

昼間だというのに、辺りが暗くなった。

二人が上空を見上げると、そこには巨大な物体があった。

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作者:ksato

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